2018年04月30日

松本の春イベントまとめ★2018年5月


5月といえば、松本城は牡丹が見頃。
城主の名前がついた白い「小笠原牡丹」は、ほかの色よりも遅咲き。
売店横の藤棚の開花も、この時期の楽しみの一つです。

工芸の五月
★4月29日(祝)~5月末 工芸の五月
多くの街道交差点し、「信府」として江戸時代から様々な文化が流れ込んだ松本。
日本各地の様々な匠が住み、時代を経て柳宗悦の唱えた「民藝運動」があり、松本民芸家具やみすず細工(竹細工)など、古くから工芸の息吹が育まれてきました。
「工芸の五月」は、そんな松本を脈々と流れるクラフト・工芸文化を楽しむ1か月。
小さいカフェやパン屋から市の博物館まで、工芸をテーマに様々な展示・イベントが個性豊かに街を彩ります。

各イベント一覧⇒ 工芸の五月『企画案内』 http://matsumoto-crafts-month.com/guide

★4月14日(土)~5月6日(日) 松本城太鼓門特別公開 いざ参る!松本城の城門
【会場】国宝松本城 太鼓門櫓内
【時間】8:30~17:00
【料金】無料
【内容】
やってきました、春の特別公開期間です。
今回は、お城の黒門改修工事完成に伴い、黒門や太鼓門などの歴史や役割、構造についてを学べる内容。
江戸時代のシャチや瓦の展示も行われます。お城に入場しなくてもどなたでも無料観覧できます。



その他 5月のイベント

★ 5月13日(日) 第19回玄向寺 ぼたん祭雅楽演奏会
【場所】 玄向寺(げんこうじ) 松本市大村681
【時間】 14:00~
【電話】 0263-46-1393
【内容】 「ぼたん寺」の愛称でも知られる、松本城主水野公の菩提寺、玄向寺。
境内に開く約1,350株の艶やかな牡丹と、雅な雅楽演奏が楽しめます。


★ 5月13日(日) 馬場家住宅 お茶席の会
【場所】 馬場家住宅
【時間】
 10:00~12:00
【料金】 通常観覧料(大人300円、中学生以下無料)
【内容】 松本の江戸時代末期の民家、馬場屋敷で定期的なお茶席を開催しています。
ちゃんと和菓子もついて、お茶体験は施設の入館料のみ。
季節折々に企画されている特別展示なども併せて楽しんでください。


★ 5月20日(日) はしご横丁ちょこんと縁日
【時間】 10:00~16:00
【場所】 はしご横丁 松本市大手4‐6‐18
”裏町(うらまち)”にある、はしご横丁で開かれる縁日スタイルのイベント。
はしご横丁にあるお店はもとより、市内や県内のクラフト作家さんなどの出店もあり、
人との交流が楽しいアットホームな一日。月1回のペースで開催されています。


★ 5月27日(日) 第10回美ヶ原放牧祭り
【場所】 美ヶ原高原美しの塔周辺
【時間】 11:00~
【料金】 無料
【内容】 牛乳で乾杯、もちつき大会、鹿肉カレーのふるまいなど
市内の小学生は必ず行く標高2000メートルの高原、美ヶ原。
5月末になり、ようやく美味しい草が生えそろう頃になると、牛の放牧も開始です。
初夏を告げる風物詩とはいえ、まだまだ上はまだまだ寒かったりするもの。
おでかけの方は、調節できる服装でどうぞ。
 詳細は⇒ 美ヶ原観光連盟公式サイト


★ 5月26日(土)・27日(日) クラフトフェアまつもと2018
【場所】 あがたの森公園 (※雨天決行)
【日時】 5月26日(土)11:00-17:00/5月27日(日) 9:00-17:00
【交通】 シャトルバスやアクセスマップはこちら。 お得な市内バスは、「バスDAYまつもと
【内容】
4月末から松本市内各地で始まる、「工芸の五月」のメインイベント。
全国から集まる様々なジャンルのクラフトマンが、あがたの森で魅力あふれる作品の展示や販売を行います。
イベント当日は、松本中心街の商店街でも様々なイベントを合わせて開催しているので、街ぶら散歩もお勧めです。
周辺に駐車場はありません。「バスDAYまつもと」と称して、お得な1日券500円があるので、ぜひご活用ください。


★ 5月26日(土)・27日(日) 第19回松本手まり時計まつり
【場所】 Mウイング・伊勢町通り
【日時】 5月26日(土)10:00-19:00/5月27日(日) 10:00-16:00
【内容】伊勢町通りのMウイング前、手まり時計のある広い歩道で、公民館の活動発表や健康教室、
物産販売、夕涼みコーナーなどが行われます。当日は、両日クラフトフェアの開催日です。  続きを読む

Posted by 鉄腕 at 22:41Comments(0)春:3月~5月

2018年04月05日

松本の春イベントまとめ★2018年4月

ただいま桜真っ盛り。
・・・が、週末前の強風で、ハラハラと多くの花弁がお堀へ落ちていきました。
しかし、花見が終われば、気持ちは春の連休です。
4月、桜以外のイベントを、ゴールデンウィークまでの気持ちを高めながら集めていきます。

2018年4月

★4月14日(土)~5月6日(日) 松本城太鼓門特別公開 いざ参る!松本城の城門
【会場】国宝松本城 太鼓門櫓内
【時間】8:30~17:00
【料金】無料
【内容】
やってきました、春の特別公開期間です。
今回は、お城の黒門改修工事完成に伴い、黒門や太鼓門などの歴史や役割、構造についてを学べる内容。
江戸時代のシャチや瓦の展示も行われます。お城に入場しなくてもどなたでも無料観覧できます。


★4月21日(土) 松本市美術館開館記念日
コレクション展示無料の日です。(開催中の企画展は対象外です)


★4月21日(土) 「信州花フェスタ2019」開幕1年前イベント
【会場】アイシティ21(東筑摩郡山形村7977)
【時間】10:00~16:00
【内容】
来年4月末から行われる、国内最大級の花とみどりのフェアの1年前プレイベントです。
今回の会場は松本市ではないですが・・・アイシティはアルウィンのシャトルバスも出てるし、
本開催の会場は松本市なので。ということで収集。
 ●鉢花のプレゼント(先着400人)
 ●苔玉制作無料ワークショップ(先着20人×3回)
 ●フラワーアレンジメントショー/地元ゆるキャラの登場
  詳しくは公式ホームページにて⇒ https://shinshu-hanafesta2019.jp


★ 4月22日(日) 馬場家住宅 お茶席の会
【時間】 10:00~12:00
【場所】 馬場家住宅
【料金】 通常観覧料(大人300円、中学生以下無料)
【内容】
今月は表千家『松風の会』さんによる振る舞い。
松本の江戸時代末期の民家、馬場屋敷で定期的なお茶席を開催しています。
ちゃんと和菓子もついて、お茶体験は施設の入館料のみ。
6月10日(日)までは企画展『松本押絵雛による端午の節句展』を開催中。
季節折々に企画されている特別展示なども併せて楽しんでください。


★4月29日(日・祝) 第9回国宝松本城 松本藩古流砲術演武
【会場】国宝松本城 本丸庭園
【時間】11:00~11:30/13:30~14:00 ※雨天中止
【料金】無料(天守に登る場合は有料)
【内容】
市内の有志団体、松本城鉄砲隊による火縄銃の演武。
天守を背景に、日本の格式ある伝統美と迫力の轟音を堪能できます。
もう少し詳しく知りたい方は
⇒ブログ記事http://matsumotogurashi.naganoblog.jp/e1788207.html
  

Posted by 鉄腕 at 10:20Comments(0)春:3月~5月

2018年04月02日

松本 春の桜イベントまとめ★2018年4月


昨年2017年、お城の開花宣言が出たのは4月10日。それを思うと今年は随分と早い開花です。
早春の花といえば、梅にモクレン。 まだ彼らが花盛りの中、今日お城を通ると、桜が満開近くなってます。

どの花も見頃でいいけどね。
でもさ、やっぱり、季節を伝える花には、その時期に咲いてほしいわけ。
春が嬉しい松本だからこそ、特にそう感じます。

ちなみに、お城の夜桜会はどう日程が決まるかというと、
お城独自の基準木になってる桜の木が『開花宣言』受けて、3日後にスタートです。 
一日も早く知りたい人は、桜の季節近くになったら、松本城公式ホームページの日々チェックをおススメします。

桜・さくら 情報 ・・・4/1(日) 松本城 桜開花宣言しました

★第19回 「国宝松本城夜桜会」 4月4日(水)~4月11日(水)
【時間】17:30~21:00
【場所】国宝松本城本丸庭園 (夜間無料開放。ただし天守には登れません)
【内容】演奏 鑑賞無料18:00~20:50
      琴・尺八:中信三曲協会/フルート:フルートコンソートソノリテ/雅楽:松筑雅信会
     お茶席: 一席500円(裏千家淡交会は前半の4日間、表千家同門会は後半の4日間)
     花見団子等の販売(松本古城会)
     常設売店の営業

【駐車場】夜桜会期間中、松本城西側の臨時多目的広場が無料開放されます。(17:00~22:30)
     台数に限りがあるため、なるべく公共交通機関を。



★第11回 「桜並木光の回廊」 4月4日(木)~4月13日(土)
【時間】日曜日~木曜日 18:30~21:00/金・土曜日 18:30~22:00
【場所】松本城外堀の桜並木等をライトアップします。



★裏千家淡交会 春季茶会 4月8日(日)
【時間】10:00~15:00(最終受付は14:30)
【場所】国宝松本城本丸庭園(夜桜期間ですが、日中のため、観覧料が必要です)
【料金】一席500円(お菓子付き)
【内容】
夜桜には行かないけれど、桜を見に日中、松本城へ行こうかな・・・という人。
8日(日)は 茶道裏千家淡交会長野県支部 中信分会によるお茶席が催されています。
せっかくお城に入ったのだから、日本の春を満喫してみては。
今年は、天気が持てば、桜満開の中、楽しめるのではないかと思います。



★2018 さくらノーマイカーデー 4月14日(土)
【場所】大名町通り 15:00~21:30/中町通り17:00~21:30
 ※大名町通りと中町通りはトランジットモール
 ※バス等の公共交通機関だけが通行できる歩行者用道路(モール)となります。
【催物】 
9月に行っているノーマイカーデーが、今年桜の季節に合わせて初開催!
大名町通り、中町通りにて、日中は子どもから楽しめるイベントを中心に、
夕方からは屋台やジャズ演奏など、街中をゆったり歩いて観桜が楽しめます。
 ⇒詳細は、松本商工会議所 https://migoro.mcci.or.jp/feature/detail/2018031200014/
  

Posted by 鉄腕 at 18:15Comments(0)春:3月~5月

2016年05月28日

2016年5月29日★美ヶ原放牧祭り

 いい天気!
 クラフトフェアにはすばらしい週末になりました。

 今日は本屋に行こうと思ってるけど、街中はやっぱり混んでるかな。。。

 人ごみが嫌いだという人もいるでしょう。
 今日はクラフトフェア堪能してるけど、明日は少し趣向を変えたいなという人もいるでしょう。

そんな人に朗報!
明日、5月29日(日)は、
美ヶ原高原で放牧祭り
があります!

美ヶ原ってあの塔と、広がる青と緑と、レンゲつつじ、牛さんのイメージ。

でも、牛さんっていつでもいるんじゃないのですよ。
標高2000メートルですから。
冬になると、平地に帰ってきます。

5月末になり、初夏の陽気になって、そろそろ上の草も育ってきたでしょう、寒さに凍えることは少ないでしょう・・・というわけで放牧が始まるのです。

イベントは11時からアルプホルンの演奏とともに、牛乳で乾杯!!(先着500名 要整理券)
会場は美しの塔なので、間違えて高原美術館のほうまで車を進めないように。距離ありますから。
美術館、帰りに行くのはおススメです。

美しの塔に刻まれてる詩。
小学生の頃は意味もよく考えず、とりあえず暗唱するのだ!と先生に言われ、登山行事に合わせて覚えたものですが、
大人になって詩を読むと、たしかに、高地にこんなにも広大で平坦な土地があるとは。。。
美ヶ原の稀有な地形を、今さらながら気づかされた思いです。

ほうかにもイベントは内容盛りだくさん。
詳しくは、http://utsukushi2034.naganoblog.jp/e1926768.html
美ヶ原観光連盟公式サイト  

Posted by 鉄腕 at 11:55Comments(0)春:3月~5月

2016年05月23日

工芸の五月・クラフトフェア(2016イベントまとめ) 

 昭和60年からはじまり、今は全国屈指の野外工芸展となった『クラフトフェアまつもと』をメインイベントに、毎年5月を『工芸月間』とし、美術館・博物館・各商店街。。。と複数の会場で企画展が行われる月間イベントです。

 何か大きなものを建築する際、全国各地から各方面の匠が集められ、彼らがそのままその土地に住みつき、職人の街を形成する、といった地域歴史がみられますが、松本もまた、しかり。
江戸時代は、松本も匠たちがたくさん居住する城下町でした。

 そして戦後には、柳宗悦の唱えた“民藝運動”による、活発な工芸制作の歴史もあります。


そんな背景から「工芸の五月」は、2007年にスタート。
まずは、美術館の特別企画展を皮切りに、美術館内でのワークショップや、
水をめぐるツアーなどが企画され、

地域の飲食店やカフェに、特設ギャラリーが登場し、
5月の最終土曜日、メインイベントに向けて、徐々にもりあがっていきます。

5月のクラフトフェアには、
各商店街も連動してイベントを開催。

町あるきや買い物を楽しみつつ、「あ、こんなところもギャラリーに今日はなってる・・・」
と発見するのも楽しみの一つです。

当日は、かなり暑くなってきますので、コップを持参して、各地にある美味しい井戸水で
のどを潤しながら散策してみてください。
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2016年の工芸の五月 関連イベント
みつけたものを列記していますので、掘り出し市のようにさがしてください
今年のクラフトフェアは、5月28日(土)・29日(日) あがたの森公園 です!

★5月21日(土)~29日(日) 
 本町商店街周辺:『商店と工芸2016』
 ・・・松本のお店は、民芸運動もあったせいか、広告や包装紙、何気なく座ってる椅子、食器、布もの。。。
   いろんなところで手作りの日用品が現役で働いています。
   普段、何気なく目に馴染んでいたものの背景や歴史、各お店を覗いて発見してください。

★5月27日(金)~29日(日) 

 六九商店街周辺:『六九クラフトストリート』
 ・・・今年もやりますね!クラフトストリート。
   ぽつぽつと、個性のあるお店がある六九。 そのお店の中でギャラリー展示が催されます。
   入ったことのないお店に行く良い機会になりそう。
   昭和の味のある喫茶店、昔からの専門店、良い感じにリノベーションしたお店・・・などなど。
   各ギャラリーの詳細は↓↓↓ 写真をクリックしてください。
工芸のウチソト展2016六九クラフトストリート2016


★5月28日(土)・29日(日) 
 ●大手門枡形跡広場:『松本城大手門枡形跡広場ミニクラフト展』
  ・・・縄手の入り口の広場、四柱神社の横です。 小規模ながらもクラフトフェアの雰囲気が楽しめます。

 ●伊勢町通り:『伊勢町せせらぎ市』 『松本手まり時計まつり』
  ・・・物産展を主に行います。Mウイングの前が歩行者通路が広いので、のんびりと買い物を。
    時間かっきりになったら、シンボルの手まり時計のからくり人形にご注目!

★5月29日(日) 
 なわて通り:『水辺のマルシェ』  9:00~16:30
 ・・・すっかりシンボルとなった『縄ざぶ』。
   橋からいくつも下がって、日本情緒の縄手が、この日は外国のマルシェのような愛らしい風景に。
   掘り出し物がみつかるかな。。。


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バスDAYまつもと
クラフトフェアまつもとへのアクセスは、徒歩・自転車または公共交通機関で!
5月28日(土)・29日(日)、フェアに合わせて松本市近郊の路線バス全線がとってもお得です!

1日バス券500円(松本城、松本市美術館、博物館関連施設の割引特典付!)
 ・・・松本バスターミナルなどで販売。当日は車内でも購入可。

●1乗車 200円
 ・・・アルピコ交通松本市近郊路線バス全線、松本市営バスがどこまで行っても上限200円!
   この際に市内を少し遠出してみよう。

●小学生以下無料
●臨時バス運行(シャトルバス: 駅お城口⇔市美術館 / 市美術館⇔松本民芸館など)
  

Posted by 鉄腕 at 19:07Comments(0)春:3月~5月

2016年04月29日

国宝松本城「松本藩古流砲術演武」

松本城鉄砲隊 (5)国宝松本城「松本藩古流砲術演武」と国宝松本城「古式砲術演武」があるのですが、
どちらも松本城本丸庭園で、「火縄銃を子どもたちへの生きた歴史教材にしたい」という松本城鉄砲蔵赤羽コレクション会の理念にもとづき、行われる火縄銃です。

春は国宝松本城「松本藩古流砲術演武」 という名前。

演武するのは松本藩古流鉄砲隊の皆さん。
自前の甲冑と火縄銃で身を固め、戦国時代さながら迫力ある演武をしてくれます。
(赤羽コレクションの鉄砲はお城と博物館で展示のみ。ただし生きた歴史資料として常に発砲できるようにメンテナンスされているそうです)

松本藩だけでなく、県外からも演武の応援隊が来てくれます。
見ごたえはたっぷり。 空砲とはいえ、その轟音にお城の鳩も人もびっくりです。

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国宝松本城「松本藩古流砲術演武」
日程: 4月29日(祝)
時間: 11:00~14:00
    ※演武 1回目 11:00~11:30/2回目 13:30~14:00(各30分)
場所: 国宝松本城本丸庭園
入場料: 演舞時間のみ本丸庭園まで無料になります。(天守に登る方は松本城観覧料が必要)


  

2016年03月25日

国宝松本城★夜桜会

国宝松本城 夜桜会

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日時: 開花宣言の3日後から8日間
    17:30~21:00
場所: 国宝松本城 本丸庭園
 (入場無料。ただし天守閣は登れません)
内容:月見櫓にてフルート、雅楽の演奏
    花見だんごの販売
    お茶席

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松本市民がいちばん桜の開花を楽しみにしている場所の一つが、やはり松本城です。

 日中はもちろん、夜はお堀の周りでレジャーシートを広げてお花見を楽しむ人も多く、観光客もぐっと増えます。

 お花見を楽しむほど時間に余裕があるときは良いですが、急いでいる人は、この時期、近道としてお城をすり抜ける方法は避けた方がよいでしょう。

夜桜会の目玉はなんといってもライトアップされた、『清正公 駒つなぎの桜』

熊本城主である加藤清正公が江戸からの帰りに立ち寄った際に、松本城主であった石川康長が清正公に馬を差し上げたときにつないだ木が、このシダレザクラとの伝承です。
そして、清正公は、松本城を真似して熊本城を作ったとの話もあったり。
確かに熊本城は、ぱっと写真をみると「松本城?」と一瞬思ってしまうことも。。。
伝承はどこまで真実かは分かりませんが、2つのお城が似ていることは事実です。

色の濃い枝垂れ桜とお城のコントラストは、幽玄で雅な絵巻物のようです。
月見櫓からは、その雰囲気を盛り上げるように、優美なフルート演奏や雅楽も催されています。


ちなみに、お城の外堀の桜も『桜並木光の回廊』といって、ぐるりとライトアップされます。
 こちらは開花宣言の3日後から10日間
 ●日~木曜日: 18:00から21:00
 ●金・土曜日: 18:30から22:00


★注意事項としては、
花見の季節とはいえ、太陽が沈んだ4月の松本はまだまだ寒いです。じっくり堪能できるよう、冬物のコートやジャンパーを着ておでかけください。

そして・・・
当然のことながら、昼間の松本城の桜も最高!
まだ雪深い北アルプスと春を告げる桜の両方が楽しめるのは、ここ、長野県ならではの楽しみです。





  

2016年03月14日

2016★月遅れのひなまつり

140615馬場屋敷  (4)
母に「今年はひなまつり、どうするの?」と聞かれ、気づけば3月上旬。
出したらすぐ片付けないと・・・な感じなので、今年も家は、長野県の“月遅れ”行事をあえて都合よく『慣行』します(笑)

実際、どれだけ旧暦の行事が残っているかというと、ひな祭りに関して、以前会社でリサーチを独自に行ったところ、約半数近くが「4月に行う」との回答結果を得たことがあります。

私が小学生だった20数年前は、
田舎にいけば6月でもこいのぼりが泳ぎ、七夕も8月夏休み中だったり。
もちろん、こちらは寒いので桜の時期も若干遅く、うまくいくと帰省したゴールデンウィークに花見ができたりして・・・。

しかし、今冬は暖かいと思えばドカ雪。そして今日も雪。短い間に環境も様変わりしてしまったように思います。
それでも松本で根強く残っている旧暦行事は、やっぱり『ひな祭り』

4月上旬まで楽しめる長野県の桃の節句。今年はどこに行こうかなぁ。。。
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松本の春、見つけた2016

★松本市立博物館『月遅れのひな祭り』
会期:2016年3月1日(火)~4月10日(日) ※会期中無休
場所:市立博j物館 2階特別展示室
料金:通常入館料(大人200円、小中学生100円  ※松本城天守閣はここと共通券です)


★馬場家住宅『押絵雛展 古民家で楽しむひな祭り』
押絵雛(おしえびな)は、江戸から続く松本伝統の平べったいお人形です。
顔が面長の浮世絵風で、板に綿を入れて布を巻く・・・みたいな、平面だけどふっくら立体感があります。

会期:2016年3月1日(火)~4月10日(日) ※月曜休館・祝日の場合はその翌日休み
場所:馬場家住宅
料金:通常入館料(大人300円、中学生以下無料)


★はかり資料館『押絵雛展 町屋で楽しむひな祭り』
観光客に人気の中町でも押絵雛が楽しめます。
ここは昔の町屋の建物そのものだけに、江戸時代の押絵雛がぴったり!
ハンズオン(手に触って学べる展示)もあり、小さくともテーマを絞った面白い博物館。
この機会に通常展示も楽しんでほしいです。

会期:2016年3月1日(火)~4月10日(日) ※月曜休館・祝日の場合はその翌日休み
場所:はかり資料館
料金:通常入館料(大人200円、中学生以下無料)


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★4月3日(日)甘酒サービス♪
旧暦のひな祭りにあわせ、上記3施設にて甘酒をふるまい。
場所:市立博物館/馬場家住宅/はかり資料館
時間: 9:30~なくなり次第終了(※どちらも通常観覧料は必要です。)


  

Posted by 鉄腕 at 23:54Comments(0)春:3月~5月

2014年05月31日

5月★クラフトフェア

 毎年、5月の最終土曜日・日曜日
松本市あがたの森公園で開催。
全国屈指の野外工芸展・・・『クラフトフェアまつもと』です。

昭和60年、45組からスタートしたこのイベントは、人が人を呼ぶ形で、ここ数年は5万人前後の来場者数。

出展数も、事前選考を経て全国各地から多様な作り手の300店舗が並び、工芸のみならず、オーガニックなど素材や作り方にこだわった飲食店ブースも登場して、ますます盛り上がりを見せています。


このクラフトフェアは、松本市の『工芸の五月』という
イベント月のメインイベントの位置づけでもあり、
このイベントに合わせて

縄手の水辺のマルシェ
中町の歩行者天国
六九の六九クラフトストリート
伊勢町のせせらぎ市場 などなど・・・

各商店街でも工芸をメインとしたギャラリーや
生産者市場などが開催され、
あがたの森から各地へ市街地を回遊できるのも楽しみの一つです。
さらに2014年には、新たに
高砂手作り市
カタクラフト(2015年にカタクラモール改装予定のため今年限りか。。。?)
本町五月の宵祭
裏町・・・
と連動イベントを行う商店街が登場し、
お城から駅前にかけた一体が、ますますクラフト一色に染まる、いい動きになってきています。


また、松本の魅力といえば、学生の街でもあること。

松本のイベントごとには、参加する学生の姿を見られることも特徴で、
特にクラフトフェアで目をひくのは、学生が企画運営する参加型のイベント
子どもたちにも“アート”や“工芸”を気軽に体感できる内容で、
クラフトフェアへの親しみやすさを提供してくれています。

地域貢献度全国有数を誇る信州大学の学生や、まちづくりの専門教授がいる松本大学の学生が、各自商店街と連携して行っているようです。


そして、最後に。
クラフトフェアには・・・やっぱりバスの存在が欠かせません。。

5万人もの人出となると、人口20万人都市の松本ではぎゅうぎゅうではないものの、
やはり人が多い感はあります。
周辺駐車場も用意できないということで、今後もあがたの森にこだわり、開催を続けられるよう、来場される方になるべく公共機関でのアクセスをお願いしています。

クラフトフェアの2日間は、バスDAYとして、市内のバスが平日ダイヤ、かつ、子どもは無料・大人は100円となるので、移動にはとても便利。
ちなみにバス1日券は300円(当日バス車内で精算時に購入可能)で、かつ市内美術館・博物館などの入場料が団体割引扱い。

あがたの森から六九までは、歩けるけれども距離はかなりありますので、うまくバスを利用したり、
あがたの森へ臨時シャトルは、松本駅前から出ていますので、まずバスで松本駅まで向かわなければ・・・
という方は、最初の乗車からためらわず1日券を購入してしまうのが得策です。

また、小さなお子さんが乗り物好き。。。というご家族にも、このクラフトフェアに合わせたバスDAYはかなり魅力的。
ぜひクラフトフェアを通して、手仕事の魅力や、じっくり育てること、待つ時間の味わい深さなどを感じてもらえたらと思います。








  

Posted by 鉄腕 at 00:01Comments(0)春:3月~5月