深志1丁目★フレッシュベーカリー ムラタ
松本駅前。交差点を渡って、カーネルおじさんじゃないけど、なんだか気になる“おじさん人形”があるのが、
フレッシュベーカリー ムラタ です。
松本にはパン屋さんが新旧多いですが、こちらは明治40年創業。
松本で一番古い自然派パン屋さんです。
お店の外には、5月から11月頃、契約農家さんの新鮮野菜も売っていたります。
そして、良心的にも前日焼いたパンは、半額特設コーナーも。
朝は電車通いの学生さんから、お昼や夕方は近くの会社人までいろんな人がふらりと立ち寄ります。
県外で暮らしていて、久々に帰省する松本。
松本に帰ってきたと思わせるものが、いくつか駅周辺にありますが、このムラタのおじさんも、その一つではないかと思います。
*******************************************
フレッシュベーカリー ムラタ
松本市深志1‐2‐33
0263-32-3325
営業 6:00~20:00
定休 土曜日
駐車場 なし
*******************************************
昔からある、天然酵母ってどんな味か気になりますが・・・
お店の定番かつ顔の、天然酵母食パンは、国産小麦粉に、国産沖縄産あら塩、国産の純正・太白ゴマ油を使用して、素材はもちろん、食味ももっちりとした仕上がり。
全体として、素朴な表情のパンたちが多く、価格も大きいのに100円台だったりして、なんだか、ほっとするパン屋さんです。
ソフト系のパンですが、天然酵母のため、しっとり、噛み応えがあります。
ローカル情報番組、テレビ信州『ゆうがたGet!』でも紹介された、
ねぎみそ甘食は、自家製の甘みそと、松本特産の
松本一本ねぎを生地に練り込みしたもの。
甘食ならではのパサパサ感があまりなくて、味噌のしょっぱさがアクセントでしっとりしていて美味しかったです。
甘食が懐かしいという人も、ちょっと苦手という人にもお勧めしたい。
3個入りで140円でしたが、すっかり平らげてしまいました。
また創業以来の味、
黒パン(要冷蔵・一番上の写真、左下のもの)など、素朴で飽きのこないパンがたくさんあります。
そして、大きさのわりに130円。やっぱり安い。
学生のときに通ったのと同じパンが置いてある。
お店の雰囲気も、飾り気のない素朴さが変わらない。
そういうのも、親子2世代で愛されていたりするのかな。
駅前でお店の入れ替わりも多い中、いつまでも
”松本駅前の顔”であり続けてほしいです。
関連記事