ポケモンGOには、人との交流が生まれたり、観光誘致としても期待されているわけですが、今の現状見ると、マナーが悪い話のほうが目立つ。
「あ、あなたもポケモンGOですか」みたいな会話はしなくてもいいけど、せめて、
国宝松本城とその周辺に来るなら、マナーは守ってほしい。
あと、ちょっとした予備知識も知ってほしい・・・(笑)
というわけで、一松本市民が勝手にお送りする
『ポケモンGO 松本城&城下町 注意事項&スポット紹介』
【松本神社】
ポケスポットが本殿、正門、西門と3つあります。
松本城の北側にある神社。城下町を守る神社の一つです。
暘谷(ようこく)神、一色兵部義達、戸田宗光、戸田康長、松姫の五つの神が祭られ、松本城主ゆかりの神社。
カップルで訪れると、ここの松姫様(夫に愛されず天守閣から身を投げたとされる)に恨まれ、別れる・・・
という話も聞いたことがあるのですが、神社の御利益紹介では『恋愛成就』とあります。どっちなんだろうねぇ
角っこにある井戸の水も美味しいです。
ちなみに神社の手水も湧水です。
ゴミやタバコの落し物は当然ご法度。神社ですから、来たことを本殿で報告してからポケゲットですね。
【松本城】
無料で入れる公園内と、有料になる本丸庭園内と、双方にいくつかあるようです。
松本神社(北側)から入っていくと、ポケスポットを巡れると同時に、松本城の名スポットも巡れる、
という偶然か素敵な配置になってます。
まず無料でアクセスできるスポットから・・・
●北側:400年祭記念マスコット『夢丸』の石碑
松本神社の前の信号を渡り、右へ。
道なりにお城の敷地内に入っていくのですが、そのままお城へは向かわず、
藤棚のあるベンチのほうへ行ってみてください。
夢丸が想像もつかない方は、 こちらの
お菓子を参考までに。このお菓子もかなりレアかと思います。。。
夏場は、ハスの花が咲き、ここから天守閣とのショットが狙えます。
●埋橋(うずはし)
写真にある、朱色の橋です。外国人にも人気のフォトスポット。
記念写真の邪魔にならないように、そしてお堀に落ちないように。
底が見えないけれど、お堀は深いところは3~5mあるらしい。
水質も悪いし、絶対おちたくないね。
さあ、いよいよ
本丸内へ。ここはイベント以外の日は
有料となります。
●功労者のレリーフ
黒門をくぐって、土産店の手前、ひっそりと石垣に寄り添うようにある功労者2人のレリーフ。
市川量造さん(左のお侍っぽい人)と小林有也先生(右の明治っぽい人)です。
この二人は天守閣が今に続くに至った、先見の明を持って、松本城を買い戻し、あるいは大修理を行った主体者。
ここは松本城本丸の入り口でもあるので、観光客の流れの邪魔にならないよう、気をつけてください。
●石灯籠
松本城で2つの灯籠がスポットになっていますが、一つはここではないかと思います。
ちょうどレリーフの反対側。枝垂れ桜の傍です。
庭木に囲まれて通路が狭くなってますので、こちらも通る人の邪魔にならないように。
春はここの枝垂れ桜と天守閣の写真が狙い目です。当然人も多いんだけど。
●松本藩戊辰出兵記念碑
たぶんこれも本丸庭園内だったかと思います。本丸に入っていって、まっすぐ奥だったかな・・・
とにかく大きいのですぐ分かるはず。
松本城の入場制限がかかって待ちのときは、良いスポットかもしれません。
お城を見たら、こっちにも立ち寄ってほしい場所。
【松本市立博物館】
松本城ではないですが、松本城公園内にあるのでご紹介。ポケスポットらしいです。
ここは、松本城天守閣と共通チケットになってるので、入館を。
天守閣には収まりきれなかった、火縄銃や、鎧、籠があり、松本市の郷土がわかる資料展示です。
松本城はおそらく火縄銃保有数、全国でもトップクラスです。
鉄砲隊のみなさんが定期的にメンテナンスをし、どれも発砲可能。生きた展示となってます。
【城下町:旧町名を表す石柱】
松本市は当たり前ですが、城下町なので、ポケスポットのマップを見ると中心街に小さなスポットがウヨウヨしてます。
石柱はどれも同じデザイン。
観光ならば、街の散策を楽しんでいる際に、どれかには出会えると思います。
気を付けてほしいのは、石柱は歩道にありますから。
車を歩道に寄せて・・・なんてのは、道が細かったり一方通行がまだ多い松本市では大迷惑。
大きい通りだってもってのほかです。
歩いて近づく人も、高校や大学が多い学生の街ですから。
時間帯によっては歩道に自転車も多く通行してます。
ポケモンをおっかけて、フラフラっと飛び出たら・・・そう、轢かれないように気を付けましょう。
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自分もせっかくインストールしたので試してみましたが、やっぱり自然と画面に目がいって歩きスマホの危険性大・・・
地元ならではの土地勘を生かして、場所を把握できているポイントへ移動してから
アプリを起動するのが賢明のようです。
買い物のついで、散歩のついで、そんな感覚でゆるく気長に遊ぼうかと思いました。