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昭和60年からはじまり、今は全国屈指の野外工芸展となった『クラフトフェアまつもと』をメインイベントに
、毎年5月を『工芸月間』とし、美術館・博物館・各商店街。。。と複数の会場で企画展が行われる月間イベントです。
何か大きなものを建築する際、全国各地から各方面の匠が集められ、彼らがそのままその土地に住みつき、職人の街を形成する、といった地域歴史がみられますが、松本もまた、しかり。
江戸時代は、松本も匠たちがたくさん居住する城下町でした。
そして戦後には、
柳宗悦の唱えた“民藝運動”による、活発な工芸制作の歴史もあります。
そんな背景から「工芸の五月」は、2007年にスタート。
まずは、美術館の特別企画展を皮切りに、美術館内でのワークショップや、
水をめぐるツアーなどが企画され、
地域の飲食店やカフェに、特設ギャラリーが登場し、
5月の最終土曜日、メインイベントに向けて、徐々にもりあがっていきます。
5月のクラフトフェアには、
各商店街も連動してイベントを開催。
町あるきや買い物を楽しみつつ、「あ、こんなところもギャラリーに今日はなってる・・・」
と発見するのも楽しみの一つです。
当日は、かなり暑くなってきますので、コップを持参して、各地にある美味しい井戸水で
のどを潤しながら散策してみてください。
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2016年の工芸の五月 関連イベント
みつけたものを列記していますので、掘り出し市のようにさがしてください
今年の
クラフトフェアは、5月28日(土)・29日(日) あがたの森公園 です!
★5月21日(土)~29日(日)
本町商店街周辺:『商店と工芸2016』
・・・松本のお店は、民芸運動もあったせいか、広告や包装紙、何気なく座ってる椅子、食器、布もの。。。
いろんなところで手作りの日用品が現役で働いています。
普段、何気なく目に馴染んでいたものの背景や歴史、各お店を覗いて発見してください。
★5月27日(金)~29日(日)
六九商店街周辺:『六九クラフトストリート』
・・・今年もやりますね!クラフトストリート。
ぽつぽつと、個性のあるお店がある六九。 そのお店の中でギャラリー展示が催されます。
入ったことのないお店に行く良い機会になりそう。
昭和の味のある喫茶店、昔からの専門店、良い感じにリノベーションしたお店・・・などなど。
各ギャラリーの詳細は↓↓↓
写真をクリックしてください。
★5月28日(土)・29日(日)
●
大手門枡形跡広場:『松本城大手門枡形跡広場ミニクラフト展』
・・・縄手の入り口の広場、四柱神社の横です。 小規模ながらもクラフトフェアの雰囲気が楽しめます。
●
伊勢町通り:『伊勢町せせらぎ市』 『松本手まり時計まつり』
・・・物産展を主に行います。Mウイングの前が歩行者通路が広いので、のんびりと買い物を。
時間かっきりになったら、シンボルの手まり時計のからくり人形にご注目!
★5月29日(日)
なわて通り:『水辺のマルシェ』 9:00~16:30
・・・すっかりシンボルとなった『縄ざぶ』。
橋からいくつも下がって、日本情緒の縄手が、この日は外国のマルシェのような愛らしい風景に。
掘り出し物がみつかるかな。。。
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バスDAYまつもと
クラフトフェアまつもとへのアクセスは、徒歩・自転車または公共交通機関で!
5月28日(土)・29日(日)、フェアに合わせて松本市近郊の
路線バス全線がとってもお得です!
●
1日バス券500円(松本城、松本市美術館、博物館関連施設の割引特典付!)
・・・松本バスターミナルなどで販売。当日は車内でも購入可。
●1乗車 200円
・・・アルピコ交通松本市近郊路線バス全線、松本市営バスがどこまで行っても上限200円!
この際に市内を少し遠出してみよう。
●小学生以下無料
●臨時バス運行(シャトルバス: 駅お城口⇔市美術館 / 市美術館⇔松本民芸館など)