国宝松本城★夜桜会

鉄腕

2016年03月25日 23:40

国宝松本城 夜桜会

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日時: 開花宣言の3日後から8日間
    17:30~21:00
場所: 国宝松本城 本丸庭園
 (入場無料。ただし天守閣は登れません)
内容:月見櫓にてフルート、雅楽の演奏
    花見だんごの販売
    お茶席

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松本市民がいちばん桜の開花を楽しみにしている場所の一つが、やはり松本城です。

 日中はもちろん、夜はお堀の周りでレジャーシートを広げてお花見を楽しむ人も多く、観光客もぐっと増えます。

 お花見を楽しむほど時間に余裕があるときは良いですが、急いでいる人は、この時期、近道としてお城をすり抜ける方法は避けた方がよいでしょう。

夜桜会の目玉はなんといってもライトアップされた、『清正公 駒つなぎの桜』

熊本城主である加藤清正公が江戸からの帰りに立ち寄った際に、松本城主であった石川康長が清正公に馬を差し上げたときにつないだ木が、このシダレザクラとの伝承です。
そして、清正公は、松本城を真似して熊本城を作ったとの話もあったり。
確かに熊本城は、ぱっと写真をみると「松本城?」と一瞬思ってしまうことも。。。
伝承はどこまで真実かは分かりませんが、2つのお城が似ていることは事実です。

色の濃い枝垂れ桜とお城のコントラストは、幽玄で雅な絵巻物のようです。
月見櫓からは、その雰囲気を盛り上げるように、優美なフルート演奏や雅楽も催されています。


ちなみに、お城の外堀の桜も『桜並木光の回廊』といって、ぐるりとライトアップされます。
 こちらは開花宣言の3日後から10日間
 ●日~木曜日: 18:00から21:00
 ●金・土曜日: 18:30から22:00


★注意事項としては、
花見の季節とはいえ、太陽が沈んだ4月の松本はまだまだ寒いです。じっくり堪能できるよう、冬物のコートやジャンパーを着ておでかけください。

そして・・・
当然のことながら、昼間の松本城の桜も最高!
まだ雪深い北アルプスと春を告げる桜の両方が楽しめるのは、ここ、長野県ならではの楽しみです。






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