毎年、
5月の最終土曜日・日曜日。
松本市あがたの森公園で開催。
全国屈指の野外工芸展・・・
『クラフトフェアまつもと』です。
昭和60年、45組からスタートしたこのイベントは、人が人を呼ぶ形で、ここ数年は5万人前後の来場者数。
出展数も、事前選考を経て全国各地から多様な作り手の300店舗が並び、工芸のみならず、オーガニックなど素材や作り方にこだわった飲食店ブースも登場して、ますます盛り上がりを見せています。
このクラフトフェアは、松本市の『工芸の五月』という
イベント月のメインイベントの位置づけでもあり、
このイベントに合わせて
縄手の水辺のマルシェ、
中町の歩行者天国、
六九の六九クラフトストリート、
伊勢町のせせらぎ市場 などなど・・・
各商店街でも工芸をメインとしたギャラリーや
生産者市場などが開催され、
あがたの森から各地へ市街地を回遊できるのも楽しみの一つです。
さらに
2014年には、新たに
高砂手作り市、
カタクラフト(2015年にカタクラモール改装予定のため今年限りか。。。?)
本町五月の宵祭
裏町・・・
と連動イベントを行う商店街が登場し、
お城から駅前にかけた一体が、ますますクラフト一色に染まる、いい動きになってきています。
また、松本の魅力といえば、学生の街でもあること。
松本のイベントごとには、参加する学生の姿を見られることも特徴で、
特にクラフトフェアで目をひくのは、
学生が企画運営する参加型のイベント。
子どもたちにも“アート”や“工芸”を気軽に体感できる内容で、
クラフトフェアへの親しみやすさを提供してくれています。
地域貢献度全国有数を誇る信州大学の学生や、まちづくりの専門教授がいる松本大学の学生が、各自商店街と連携して行っているようです。
そして、最後に。
クラフトフェアには・・・
やっぱりバスの存在が欠かせません。。
5万人もの人出となると、人口20万人都市の松本ではぎゅうぎゅうではないものの、
やはり人が多い感はあります。
周辺駐車場も用意できないということで、今後もあがたの森にこだわり、開催を続けられるよう、来場される方になるべく公共機関でのアクセスをお願いしています。
クラフトフェアの2日間は、バスDAYとして、
市内のバスが平日ダイヤ、かつ、子どもは無料・大人は100円となるので、移動にはとても便利。
ちなみに
バス1日券は300円(当日バス車内で精算時に購入可能)で、かつ市内美術館・博物館などの入場料が団体割引扱い。
あがたの森から六九までは、歩けるけれども距離はかなりありますので、うまくバスを利用したり、
あがたの森へ臨時シャトルは、松本駅前から出ていますので、まずバスで松本駅まで向かわなければ・・・
という方は、最初の乗車からためらわず1日券を購入してしまうのが得策です。
また、小さなお子さんが乗り物好き。。。というご家族にも、このクラフトフェアに合わせたバスDAYはかなり魅力的。
ぜひクラフトフェアを通して、手仕事の魅力や、じっくり育てること、待つ時間の味わい深さなどを感じてもらえたらと思います。