2016年05月18日

蟻ヶ崎3丁目★実家カフェ

実家カフェ (4)
“のび太くんの家だ!”
 そんな第一声を発してしまう昭和な外観の『実家カフェ』

松本は明治などに流行った様式の古い場所をリノベーションしたり、そのまま継続していたり、レトロな建物が多い場所ですが、ここは言ってみれば“新しいレトロ”

黒電話にたたみ、ちゃぶ台、縁側に、庭には石灯籠。
しかし、洋ものも流行りとして入ってきて、若いおとーちゃん、もしくは年上のきょうだいがいるから、なんか洒落た雰囲気もある。。。

そんな昭和の頃、背伸びしたお友達のお家みたいです。

でも、風でガタガタと音がする、立て付けの悪い窓、
破れたところを飾り切りで補修した障子紙。
やっぱり昭和です。「そうだった、そうだった」と懐かしく思い出されます。


昭和を洗練された空間に仕上げたバランス感覚のよさは、カフェメニューにも感じられます。



実家カフェ (3)
なお、お店の奥様はにニットデザイナーで、手作りの小物販売やギャラリー展示、
暖かい季節限定で、カフェ営業後はゲストハウスとしての利用もできるそう。

玄関に入ると、本当に“一般家庭”のようで、「おかえりなさい」と出迎えてくれます。
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実家カフェ
松本市蟻ヶ崎3-7-31
営業: 11:00~17 :00(L.O.16:00)
定休: 金曜日(臨時休業あり)
駐車場:あり 2台ほど

※中央図書館から北へ徒歩5分。
深志高校の南東の道路角に目印の看板があります。
※道が狭く、曲がり角も多いので小さい車がおススメです。
http://inakahatake.seesaa.net/
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ほかのメニューの写真などはこちら

実家カフェ (2)このお店で特徴的なのは、地味な控えめのネーミングのメニュー。

一見『すり流しスープ』と聞くと、介護食のような名前で食べるのを躊躇してしまいましたが、“和風ポタージュ”なんですね。
出汁と塩気のバランスが美味。

この日は大根のスープでしたが、筋の多い野菜が辛みもなく、これほど滑らかになるとは新鮮な発見。
手作りの『ご飯パン』も、お米独特の優しい甘み・もっちり感で美味しかったです。

あと、スイーツでは、『滋味パフェ』でしょうか。
漢字で書けば意味深いですが、読みは“じみ”ですね。
実家カフェ (7)

見た目も、お煎餅とゴマが振りかかっててユニーク。

だけど、アイスのウエハース代わりになってるこのお煎餅が、塩気と香ばしい風味で、実は甘めのアイスに良相性!
こってり煮込まれたフルーツコンポートとも良い掛け合わせになっています。

オーナーセレクトの昭和音楽にゆるゆると癒され、
優しい風合いのニット小物に和まされ、
その中ではっとする新しい発見がありました。
実家カフェ (5)





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