大手4丁目★翁堂

鉄腕

2014年12月25日 19:48

 ビルのようですが、歴史ある和洋菓子店。
 上土が本店の翁堂です。

 創業は明治44年(1911年)と、歴史100年以上続く老舗であり、中町にある「蔵の店」や、同じく大手4丁目、近くにある「翁堂茶房」のほうが、レトロ感があって雰囲気が良いのですが、

そこで並べられるお菓子たちは、このビルの2階で製造されているようです。



***************************
翁堂 本店(上土)
松本市大手4-3-13 0263-32-0183
営業:9:00~19:00
定休:第1・3水曜日(季節により変動あり)
http://www.mcci.or.jp/www/okinado/
***************************
店内には・・・
一歩入ると、
昔は定番だったバタークリームを使ったケーキ、愛らしい動物型のタヌキケーキや、お城に献上されたことに名が由来するという御殿餅(ごてんもち)、松本城をモチーフにした栗が丸ごと入った「月見櫓」、そばを流れる川の名前から来ている、クルミ入りの焼き菓子「女鳥羽(めとば)の月」などなど。。。
銘菓は数知れずあり、さらに、3年に1品のペースで新作もつくる、という革新的な面も持ち合わせています。

けれど、新どんなお菓子も、翁堂で共通するのは、どことなく“レトロ”

手作り感あるメレンゲの動物菓子は、一昔ケーキにのっていた昭和時代を感じる表情だったり、ほかの気軽な焼き菓子、レモンケーキやサブレなども、味も素朴で優しく、パッケージも、今では新鮮に感じるほど、レトロを貫いています。

ちなみに翁堂は喫茶店も合わせて5店舗あり、
四柱神社の鳥居前の橋を渡った、女鳥羽川そばの、「おきな堂」も、松本上土通りの菓子店「翁堂」から、昭和8年に「翁堂喫茶部」としての独立がはじまりだとか。

というわけで、翁堂。
レトロな雰囲気の店舗もいいですが、ときには広々した上土本店で、ずらりと並んだ銘菓を楽しんでみては。







関連記事