大手1丁目★竹陽製菓
昭和の始めから続く、洋菓子店
『竹陽製菓』
私の母の高校時代、洋菓子は高嶺の花で、「食べたいなぁ」とため息をついて窓を覗き込んだとか。
それが今ではお手頃価格で、懐かしい黄色い栗のモンブランや、バタークリーム、
どこか優しい歯ごたえを残すハードクッキーが、昔懐かしい雰囲気。
今どきのケーキの相場を考えたら、大きなカットで300円台は、昔からの価格をなるべく維持しようと頑張ってらっしゃる証のように感じます。
バタークリームとは言っても、生クリームなどと上手に組み合わせて食べやすく、味もしっとりしたスポンジに、角みのない優しいクリーム。
誰が食べてもほっとするような仕上がりで、自然と笑顔になりました。
もちろん焼き菓子も低価格。
馴染みのご年配の方も来られるためか、羊羹やせんべいも顔を並べています。
竹陽といえば、初夏に登場する大きな桃の中にカスタードクリーム。
季節限定の『まるごとピーチ』も見逃せません。
『松本スイーツ』も販売していて、このお店ならではのちょっと懐かしい味に仕上がっているが、また良いです。
くるみの焼き菓子もおすすめです。
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