2017年07月01日

大手3丁目★信州SOBA農房 かまくらや

かまくらや (0)

大きな松本城の形をした最中でも有名だった、老舗菓子店「桃太楼本舗」が閉店して長らくシャッターが下りていましたが、2017年4月、『信州SOBA農房かまくらや』がOPEN。
松本市と安曇野市の遊休農地対策として、ソバを栽培する農業生産法人の株式会社「かまくら屋」の直営小売店です。
昔の菓子店では、お店の位置口脇に小さな池があって魚が泳いでいました。(子供たちがよく眺めていた・・・) その水源、どうも井戸水だったようで、新しい店舗では飲むことができるようになっていました。

さて、あたらしいお店ですが、実はかまくら屋の社長さんは「スズキアリーナ松本」という車を売るお店。
メーカーの完成品を売るだけでなく、会社経営の安定のため、そして農業の雇用環境、中山間地のコミュニティーなどの解決もできたら・・・と、新事業を立ち上げたので、製造加工などは市内の企業と協力しています。

まず、お蕎麦は、創業60数年の老舗工場「鎌倉麺業」
そば粉を利用したお菓子はクッキーが「アトリエ・ブレ」、どら焼きは「花柳」、焼き菓子は「磯村」・・・
と老舗やその菓子を得意とするお店が担当。 なんとも凄い顔ぶれです。

さらに、かまくら屋では大豆も生産を行っていて、その加工品が豆乳チーズケーキ。
チーズケーキといえば・・・、お取り寄せでも有名な安曇野の「カウベル田立屋」が製造担当。

つまり、ここに来れば、蕎麦・大豆とテーマとして、市内ほか周辺の美味しいお店に出会えるわけです。

かといって自社製品も負けてはいません。
かまくらやが開発製造する「蕎麦かりんとう」は、3種フレーバーがあり、特におすすめの“だったんあられ”は、幅広の麺が珍しく粒々の歯ざわりも良くて、ほんとうに美味。 
ほか、店内にはスムージーやそば茶など、ドリンクメニューもあり、小休憩できるコーナーがあるのもうれしいところです。
もちろん、そば粉の購入もできます。

これからも生産者と製造者と消費者と、橋渡し役として、さらなる広がりを楽しみにしています。


かまくらや (1)
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信州SOBA農房 かまくらや
松本市大手3-2-17
0263-50-7751
営業 9:30~ 17:30
定休 不定休
駐車場: 松本城大手門駐車場
 ※2,500円以上の購入で30分駐車券補助あり。
http://www.kamakuraya-soba.com/
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地図はこちら⇒  続きを読む

2015年12月05日

煌めきの並木道 城下町Hikariのページェント in DAIMYOCHO

今年もこの通りが点灯すると、松本市街地のイルミネーションが完成したと思います。

「煌めきの並木道 城下町Hikariのページェント in DAIMYOCHO」
つまり、お城から南に出てまっすぐの通り、大名町(だいみょうちょう)で行われるイルミネーションです。

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2015年の点灯は、
12月5日(土)~2月29日(月)まで
点灯時間:17:00~22:00

 ※クリスマスとお正月は点灯時間延長
 ※千歳橋のイルミは1月25日まで
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写真で見ると、その美しさが伝わらなくて残念ですが、
一本一本、丁寧にライトで細かい枝先までなぞっているので、木の形そのもので輝いています。

昼間はあまり気にならない街路樹なのに、こうしてライトアップされると、大名町にはシナの木にナナカマド、こんなに背の高い木がたくさんあったんだぁ!と改めて気づかされる印象。

スタートは2013年なので、歴史は浅いですが、松本市街地のイルミネーションの中ではいちばん見ごたえがあるものだと思います。
大名町そばの千歳橋(せんさいばし)も、趣向を凝らしたライトで、バックの近代的なビルの灯りと調和しています。


お城から出てすぐの通り。。。ということで、
遠方の方は、1月末に行われるお城のイベント、氷彫フェスティバルの夜間ライトアップと合わせて楽しむのもお勧めです。

ぐっと冷え込む季節ですが、周辺イルミネーションと合わせてお楽しみください。

  

2015年12月02日

大手3丁目★コーヒーラウンジ 紫陽花

紫陽花 (3) 松本城の南出口。
 いちばん近いカフェがこの『紫陽花』です。

 小学生の頃、ちょっと〝ハイカラ”という言葉がぴったりな外観とジェラートの看板で、気にはなっていた存在。

一度、暑い日に母が連れていってくれたけど、ジェラートじゃなくてオレンジジュースだったなぁ。
「お母さんの若いころは、ここで待ち合わせしたのよ」と言っていたが、母が待ち合わせしたという喫茶は結構ある。

松本って、喫茶店も多い。
その喫茶店って、今も昔も町の人たちの大事なコミュニティーの場になっていたりもする。

もちろん、この紫陽花もそうです。

昭和48年の創業。
大名町のサロン的な役割を担ってきたこのお店は、懐かしい青春の場所だったり、今でも人が集まり智恵が生まれる場所だったり。

朝はモーニングもあり、もちろんランチも。

看板商品、手作りジェラートは季節限定ではあるけれど、ちょっと休憩の一般市民にも、松本城観光のお客さんにも、大人気ですね。紫陽花 (1)
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コーヒーラウンジ 紫陽花(あじさい)
松本市大手3-8-11
0263-35-5533
営業: 平日7:30~19:00 
     土日祝10:00~18:00
定休: 火曜日

※ モーニングは、平日のみで7時半~10時まで
※ ランチプレートあり。
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気になるジェラートのお値段ですが、  続きを読む

2014年07月29日

大手3丁目★萬年屋 大名町店

 2014年7月4日にオープンした、「萬年屋」という味噌屋さん。
シンプルな美しさが引き立つ、和モダンな店構えですが、なんと創業は天保3年(1832年)

松本城下老舗中の老舗であり、松本城にもゆかりがある本店は城東に。
ここにオープンしたのは、もともと駅ビルMIDORIに入っていてたお店を移転させたそうです。


販売物は、伝統の味噌はもちろん、糀(こうじ)、漬物。
そして奥にはギャラリー萬年屋と題して、現在、ルオーの版画が飾られています。
(どなたでも気軽に見学可)

信州は味噌は有名ですが、長野県では味噌を作るお店が小さいものも合わせると100店もあるというから、驚きです。
そしてさらに、そのお店の中に、萬年屋さんのように多種多様な味噌が作られているのです。

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萬年屋 大名町店
松本市大手3-5-13
0263‐36-2512
営業:9:00~19:00 不定休
http://mannenya.ne.jp/
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さて、肝心の味噌の味は・・・  続きを読む

2014年06月01日

大手3丁目★植田鰹節店

松本城から約、徒歩3分。大名町にある植田鰹節店

創業は大正4年。
お店の始まりは、大阪から本節を持って行商していた方だとか。
地元っ子では、贈答品としての引き合いも多い、老舗店です。

店内に入ると、毎日削りたての、ふわっっっとした鰹節のいい香りが漂ってきます。
そして、なんといっても大人気なのが、ここの「かつおせんべい」
静岡から取り寄せているそうで、味はしょっぱすぎず、歯ごたえも良い。
たっぷりと鰹節を使用した贅沢感が、1枚で大満足させてくれます。
(でも、美味しいので、つい2枚目に手を出してしまう。。。)


包装は2種類あり、
写真は自宅用パックの648円(8%税込) ですが、」
1枚ずつ個包装された贈答用タイプ756円(8%税込)も。

味はもちろんのこと、鰹節に含まれる成分は、健康や美容、長寿にも良いらしく、ちょっとお高いおせんべいなので、手土産にも喜んでもらえます。

あと、この「かつおせんべい」は、インターネットショッピングができる植田鰹節店の中でも、
店頭販売しかしていないそうです。

お店でちゃんと試食ができますよ。

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植田鰹節店
長野県松本市大手3-2-18
0263-32-2994
営業時間:9:00~18:30
定休日:水曜日
http://www.dashi-ya.com/ 
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詳細地図は⇒   続きを読む