2017年11月06日
大手4丁目★居酒屋 一歩(いっぽ)

市役所がお隣という場所柄、平日ランチタイムはワイシャツ姿の人も多く、会社の食堂といった雰囲気も。
皆さん常連のようで、当たり前に「ごちそうさま」とお盆をカウンターに運んで帰る姿が、“地元の店に入った” というような、良い意味で大衆感がありました。
ここのお店に来たら、絶対に食べてほしいのが、やはり
松本山賊焼き。
山賊焼きは、長野県中信地区のローカルフードで、タレに漬け込んだ鶏肉を、片栗粉で挙げた独特の鶏唐揚げ。
作るとなると、鶏の1枚肉をそのまま揚げるので大量の油を要するため、我が家ではスーパーの惣菜コーナーで購入することが多かったです。
さて、“松本” と冠がつくのは、その発祥の地に、別の市町村があったりして・・・なので、敢えてここでは触れませんが、ともかく、松本の食卓ではよく登場するのは確かです。
さらに、味付きなので、子どもは唐揚げだから大好きなのはもちろん、大人には酒のつまみに最高!
特に、この店、一歩の店主さんは、山賊焼きを松本の観光的名物にしようと長らく活動されており、全国各地でもそのPRに力を入れています。
一歩での食べ方は、オーソドックスにそのまま定食として。
カロリーは危険だが、カツカレーのようにして・・・。
1枚をお土産として持ち帰りもできます。
お酒は、信州の地酒 大信州 を各種取り揃え、日本酒や焼酎に合う松本名物が楽しめます。
お店も店主も、居酒屋らしい、居酒屋です。

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居酒屋 一歩(いっぽ)
松本市大手4-10-17
TEL: 0263-36-8484
営業: 11:30~13:30(LO)
17:30~深夜
定休: 日曜日
http://www.matsumoto-ippo.com/
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2017年07月01日
大手3丁目★信州SOBA農房 かまくらや

大きな松本城の形をした最中でも有名だった、老舗菓子店「桃太楼本舗」が閉店して長らくシャッターが下りていましたが、2017年4月、『信州SOBA農房かまくらや』がOPEN。
松本市と安曇野市の遊休農地対策として、ソバを栽培する農業生産法人の株式会社「かまくら屋」の直営小売店です。
昔の菓子店では、お店の位置口脇に小さな池があって魚が泳いでいました。(子供たちがよく眺めていた・・・) その水源、どうも井戸水だったようで、新しい店舗では飲むことができるようになっていました。
さて、あたらしいお店ですが、実はかまくら屋の社長さんは「スズキアリーナ松本」という車を売るお店。
メーカーの完成品を売るだけでなく、会社経営の安定のため、そして農業の雇用環境、中山間地のコミュニティーなどの解決もできたら・・・と、新事業を立ち上げたので、製造加工などは市内の企業と協力しています。
まず、お蕎麦は、創業60数年の老舗工場「鎌倉麺業」。
そば粉を利用したお菓子はクッキーが「アトリエ・ブレ」、どら焼きは「花柳」、焼き菓子は「磯村」・・・
と老舗やその菓子を得意とするお店が担当。 なんとも凄い顔ぶれです。
さらに、かまくら屋では大豆も生産を行っていて、その加工品が豆乳チーズケーキ。
チーズケーキといえば・・・、お取り寄せでも有名な安曇野の「カウベル田立屋」が製造担当。
つまり、ここに来れば、蕎麦・大豆とテーマとして、市内ほか周辺の美味しいお店に出会えるわけです。
かといって自社製品も負けてはいません。
かまくらやが開発製造する「蕎麦かりんとう」は、3種フレーバーがあり、特におすすめの“だったんあられ”は、幅広の麺が珍しく粒々の歯ざわりも良くて、ほんとうに美味。
ほか、店内にはスムージーやそば茶など、ドリンクメニューもあり、小休憩できるコーナーがあるのもうれしいところです。
もちろん、そば粉の購入もできます。
これからも生産者と製造者と消費者と、橋渡し役として、さらなる広がりを楽しみにしています。

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信州SOBA農房 かまくらや
松本市大手3-2-17
0263-50-7751
営業 9:30~ 17:30
定休 不定休
駐車場: 松本城大手門駐車場
※2,500円以上の購入で30分駐車券補助あり。
http://www.kamakuraya-soba.com/
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2017年06月20日
大手1丁目★竹陽製菓

昭和の始めから続く、洋菓子店『竹陽製菓』
私の母の高校時代、洋菓子は高嶺の花で、「食べたいなぁ」とため息をついて窓を覗き込んだとか。
それが今ではお手頃価格で、懐かしい黄色い栗のモンブランや、バタークリーム、
どこか優しい歯ごたえを残すハードクッキーが、昔懐かしい雰囲気。
今どきのケーキの相場を考えたら、大きなカットで300円台は、昔からの価格をなるべく維持しようと頑張ってらっしゃる証のように感じます。
バタークリームとは言っても、生クリームなどと上手に組み合わせて食べやすく、味もしっとりしたスポンジに、角みのない優しいクリーム。
誰が食べてもほっとするような仕上がりで、自然と笑顔になりました。
もちろん焼き菓子も低価格。
馴染みのご年配の方も来られるためか、羊羹やせんべいも顔を並べています。
竹陽といえば、初夏に登場する大きな桃の中にカスタードクリーム。
季節限定の『まるごとピーチ』も見逃せません。
『松本スイーツ』も販売していて、このお店ならではのちょっと懐かしい味に仕上がっているが、また良いです。
くるみの焼き菓子もおすすめです。

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竹陽製菓
松本市大手1-9-17
0263-32-2274
営業: 9:00~18:30
定休: 月曜
駐車場あり:
道路の反対側、バス停があるコンクリートの敷地が
共同駐車場になっています。
利用する際は、駐車場入り口にあるお店の札を取って
ワイパーなどに挟んでください。
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2016年07月20日
城西2丁目★シアトル

地区名が “城西(しろにし)” だから、そういうことにしておこう。
城下町構造でもとより道が狭い松本市。
お城に近くて広い駐車場を持っている、数少ないありがたいお店でもあります。
駐車場は、店裏と道路反対側に合計約30台。
(道路を横断するときは、もう少し南下すると信号もあるので、安全に願いします)
でも、広めの駐車場もご飯時にはすぐにいっぱいになってしまうくらい人気。
アメリカのシアトルをイメージした、アーリーアメリカンでテーマパークのような店内。
注目なのは、カウンターキッチンの腰壁に描かれている、シェフの絵です。
本当にそっくりな人がキッチンにいるんだな(笑)
そして、価格に見合う質とボリューム。
『シェフ自慢のパスタとピザと石焼きステーキのお店』と銘打つくらい、味も格別です。
ちょっと贅沢なごほうびランチや、ファミリーおでかけ、各団体の集まり、結婚式の二次会にも利用できます。

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レストラン シアトル
松本市城西2-1-7
ランチ: 11:30~15:00(L.O.14:00)
ディナー: 17:30~22:30(L.O.22:00)/日祝は~22:00(L.O.21:30)
定休:火曜(祭日の場合は水曜)
駐車場:あり
http://www8.plala.or.jp/seattle/
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ピザ、パスタ、ステーキにどれも美味しいから困るけれど、いつも気になるのが・・・ 続きを読む
2016年05月11日
大手4丁目★三代澤酒店

特に2階の窓の形がトレードマークともいえる、特徴的な蔵づくりのお店が『三代澤酒店(みよさわさけてん)』です。
外観も洗練されていますが、一歩立ち入ると、ここは準備中なのか。。。
酒瓶が一本ずつ、かなり余裕を持って並べられていて、ギャラリーのような雰囲気。
ところ狭しと瓶がおいてある酒屋さんのイメージとはまったく異なります。
しかも、瓶が一本ずつ。
これは見本なのかな、買っていい商品なのか。。。
そんな疑問を持ちつつ迷っていると、いつの間にか奥からお店の方が出てきて、詳しい説明をしてくれるのがこのお店のスタイルです。
三代澤さんのこだわりは、『信州産』の地酒とワイン。
店内のお酒はほぼすべてが長野県産で、日本酒はもちろん、梅酒、焼酎も種類豊富にそろっています。
松本産のお酒もあります。
お酒に詳しくなくても、「こんな味のが欲しい」「プレゼントにしたい」など伝えれば、旬の商品や喜ばれるものなど、いくつか候補を挙げてくれるので、今ではすっかり三代澤スタイルに慣れ、頼りにしているお店です。
贈答や、自分へのごほうび、観光の方もきっと良い一本が見つかります。

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三代澤酒店(みよさわさけてん)
松本市大手4-9-11
0263-32-1525
営業: 9:30~19:30
定休: 日曜日、祝日
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2016年04月13日
大手2丁目★ma-ku cafe.

お城の南西方角。
「大手2丁目」の交差点角にあるコンビニの西側・・・。
自家焙煎珈琲とパンケーキ、そしてクラフトが楽しめるカフェ、『ma-ku cafe.(マークカフェ)』があります。
2014年11月オープン。
ご家族でカフェを開くのが念願だったそうで、シンプルで洗練された内装でありつつも、おもてなしにアットホームな雰囲気を感じます。
コーヒーは使う分だけを自家焙煎。
パンケーキは2枚、3枚と選べて注文をうけてから焼き上げ。
そのため店内には、コーヒーの香ばしい香りと、小麦のふっくら焼ける優しい香り。
重みのある印象なのに、口当たりのよい使いやすい器。
クラフトだからこそ、自分の食べ終わった何気ない風景も、絵になってしまう不思議です。

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ma~ku cafe.(マークカフェ)
松本市大手2-10-12
0263-87-2675
営業: 平日 11:00~18:00(L.O17:30)
土日祝 9:30~11:00モーニング~18:00(L.O17:30)
定休: 月曜日・木曜日
※ 11:00~14:00ランチあり
※ 月木が祝日の場合、休みが変更になることも。
ブログなどで営業日の確認を。
駐車場:あり(店舗西側、月極加盟店専用駐車場)
駐車場入り口にある6番のプレートをワイパーに挟み、
駐車場東側にあるma~ku cafe.専用通路を通ります
http://makucafe.naganoblog.jp/
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メニューのほか、このお店でいちばんの魅力と個人的に感じたのは。。。 続きを読む
2015年12月02日
大手3丁目★コーヒーラウンジ 紫陽花

いちばん近いカフェがこの『紫陽花』です。
小学生の頃、ちょっと〝ハイカラ”という言葉がぴったりな外観とジェラートの看板で、気にはなっていた存在。
一度、暑い日に母が連れていってくれたけど、ジェラートじゃなくてオレンジジュースだったなぁ。
「お母さんの若いころは、ここで待ち合わせしたのよ」と言っていたが、母が待ち合わせしたという喫茶は結構ある。
松本って、喫茶店も多い。
その喫茶店って、今も昔も町の人たちの大事なコミュニティーの場になっていたりもする。
もちろん、この紫陽花もそうです。
昭和48年の創業。
大名町のサロン的な役割を担ってきたこのお店は、懐かしい青春の場所だったり、今でも人が集まり智恵が生まれる場所だったり。
昭和48年の創業。
大名町のサロン的な役割を担ってきたこのお店は、懐かしい青春の場所だったり、今でも人が集まり智恵が生まれる場所だったり。
朝はモーニングもあり、もちろんランチも。
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コーヒーラウンジ 紫陽花(あじさい)松本市大手3-8-11
0263-35-5533
営業: 平日7:30~19:00
土日祝10:00~18:00
定休: 火曜日
※ モーニングは、平日のみで7時半~10時まで
※ ランチプレートあり。
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気になるジェラートのお値段ですが、 続きを読む
2015年11月09日
大手2丁目★紅茶専門店CREAM TEA

駅に向かう大手の通り。
ずっと気になってる新しめの看板。『CREAM TEA』(クリームティー)。
紅茶好きの人ならこの名前を聞いてピンとくるはず。
そうです。イギリスなどのアフタヌーン・ティーの一つです。
アフタヌーン・ティーというと、3段のケーキ皿が出てきて、そこにチョコやビスケット、サンドイッチ、カップケーキまでいろんなスイーツと軽食が乗ってでてくる、憧れのアレですが、
『クリームティー』は、基本は紅茶とスコーンのセット。
で、クロテッドクリームとジャムが添えられる。
お店がその名前ならば。。。と期待して入ってみると、やっぱりあった!
クリームティー。
2015年9月5日オープンしたそう。
1杯目はストレートで、2杯目はミルクティーにして。 最後はミルク多めの3杯目。
たっぷり飲めるのが紅茶の魅力なんだな。

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紅茶専門店 CREAM TEA(クリームティー)
松本市大手2-5-8
0263-88-2861
営業: 11:00~17:00
定休: 水・木・第3金曜日
http://www.cream-tea.jp
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スコーンについてもう少し・・・
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2015年09月13日
開智2丁目★サンドイッチ プティグルメ 開智店

現開智小学校から、旧開智小へ向かいながら、ぐるっと西回りに歩いていく途中の横道。
サンドイッチの専門店、プティグルメ開智店。
“開智”ってことは、別店が他にあるのか?と思うけど、ここが本店。
というのも、以前は縄手通りにも支店があったんです。
私がよくお世話になったのは、学校が給食なしで土曜半日があった時代のお昼時。
小学校の金管バンドに入っていて午後練習があったので、500円玉を握りしめて
ドキドキしながらドアを開けました。
すごく緊張して、「ミックスサンド一つ。」と注文した言い方が変に大人びてしまい、
友達に大笑いされたのが懐かしいです。

“500円”というのも今も変わらず。
サンドイッチは280円~。ボリューミーなとんかつサンド(写真手前)でも400円。
テイクアウト専門。ワンコインでしっかり満たされます。
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サンドイッチ プティグルメ開智店
松本市開智2-5-12
0263-33-6774
営業: 8:00~売り切れまで
定休: 月曜
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全体的な味は・・・ 続きを読む
2015年07月31日
大手4丁目★甘味喫茶 塩川

水が美味しいから? 農業が盛んで3時のお茶文化があるから?
とにかく、松本の喫茶店は昔から待ち合わせの場であり、町の会議場であり、息抜きの場であり・・・ ときにゆるく、ときに熱く、人に合わせていろんな過ごし方を提供してくれます。
上土にある「塩川」も、古くからある松本喫茶の顔の一つ。
昭和8年創業。
松本市にあった老舗甘味処「塩川」の暖簾分けを受けて開店し、レトロな雰囲気とその味は変わらず世代を超えてたくさんの人に愛されています。
塩川の名物は、なんといっても
クリームあんみつ(600円 税込)
しっかり甘いあんことその塩味が、懐かしいまろっとした特製アイスにぴったり。
築100年を超える土蔵づくりの内部は、天井がダマスク柄の飾りパネルになっており、和洋折衷な装飾がまた、昭和レトロで癒されます。
なんだか、私の祖父母が昔住んでいた家をふと思い出し、懐かしくなりました。
お店のご夫婦の雰囲気もあるかもしれませんね。

喫茶ですが、塩川自慢のソフトクリームはテイクアウトもOK!
松本城散策後の小休止に、ソフト片手に縄手・中町へ行くのもお勧めです。
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甘味喫茶 塩川
松本市大手4-12-8
0263-32-2818
営業: 11:00~19:00
定休: 水曜日・不定休
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