2017年07月13日

深志3丁目★御菓子司 花柳(はなやぎ)

花柳 (0)

昭和11年創業の『花柳』
ガラガラと開けるガラス引き戸が、昔からの町のお菓子屋さんという雰囲気。
和菓子処だけど、どら焼き屋といっても過言ではないほど、どら焼きの種類が豊富なので驚きます。

注目なのは季節限定の変わりどら焼き
春はいちごフロマージュ、冬はラムレーズン、大人向けのブランデーなどなど・・・。
あんこは得意でないという人にもお勧め。

そして、もうひとつの注目は、松本市公式マスコット「アルプちゃんどら焼き」
小ぶりで焼き印が愛らしく、信州味噌あんと自家製つぶあんの2種。
信州らしい味噌あんは、白いんげん豆を使用しており、塩気もがちょうどよく上品な甘さに仕上がっています。
皮も写真のとおり、“手焼き”で、手で持つと痕がつくほど、ふんわりとしていました。

どら焼きばかり紹介してしまいましたが、この他、定番の和菓子、大福、最中、羊羹なども熟練の和菓子職人さんが丹精に手作りしています。
松本スイーツにも積極的に取り組んでいる様子なので、手土産を購入する際の候補としてもぜひ。
特別などら焼きがある時はガラスに張り紙があります。お店の前を通るときにはチラッと確認してみてください。

深志神社そばの小さなお店ですが、インターネットでお取り寄せもできます。
花柳 (1)
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御菓子司 花柳(はなやぎ)
松本市深志3-7-49
0263-32-3311
営業: 9:00~18:00
定休: 水曜
駐車場:あり(1台)
http://shop.hanayagi.cc/
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2017年07月10日

中央2丁目★おかき揚げ餅 善餅

善餅 (0)

人形町とも呼ばれる高砂通り。
そこに2015年7月にオープンしたのが、おかきと揚げ餅の専門店『善餅(ぜんべい)』です。
もとは『竹内洋服店』だったお店を外観はそのままに、1階をショップに改装。(2階には「洋服工房たけうち」)
洋服店で使っていた洋裁台や桐ダンスなどがディスプレイに利用され、その年季の入った雰囲気が和の煎餅にぴったりです。

国産のもち米、うるち米を使用した煎餅類は、常時40種類ほど。
オーソドックスな和の味はもちろん、地元のお味噌屋さんとのコラボ、洋風の味付け、松本大学と商品開発した地元食材を使ったヘルシー思考のものもあり、本当に多彩。
さらに食感もいろいろで、手切り・手焼きで作ったこだわり商品『石垣げんこつ』のように硬いおかきもあれば、パリパリお煎餅や、サックリの揚げ餅・・・。
試食があるのでありがたく味見しましたが、各々個性があってどれも捨てがたく、結局食べれば食べるほど迷ってしまうのでした。

また、パッケージは、松本てまりや松本城、歴代城主の家紋をあしらった、小粋な帯が巻かれており、
1つ1つが低単価なので、多種を組み合わせてギフトを作るのもおススメ。
和菓子派の人も洋菓子派の人も、おかきの美味しさ再発見が楽しめるかと思います。

善餅 (1)**********************************
おかき揚げ餅 善餅(ぜんべい)
松本市中央2-6-6
0263-32-1025
営業: 10:00~18:00
定休: 水曜(ほか不定休あり)
駐車場: なし
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2017年07月01日

大手3丁目★信州SOBA農房 かまくらや

かまくらや (0)

大きな松本城の形をした最中でも有名だった、老舗菓子店「桃太楼本舗」が閉店して長らくシャッターが下りていましたが、2017年4月、『信州SOBA農房かまくらや』がOPEN。
松本市と安曇野市の遊休農地対策として、ソバを栽培する農業生産法人の株式会社「かまくら屋」の直営小売店です。
昔の菓子店では、お店の位置口脇に小さな池があって魚が泳いでいました。(子供たちがよく眺めていた・・・) その水源、どうも井戸水だったようで、新しい店舗では飲むことができるようになっていました。

さて、あたらしいお店ですが、実はかまくら屋の社長さんは「スズキアリーナ松本」という車を売るお店。
メーカーの完成品を売るだけでなく、会社経営の安定のため、そして農業の雇用環境、中山間地のコミュニティーなどの解決もできたら・・・と、新事業を立ち上げたので、製造加工などは市内の企業と協力しています。

まず、お蕎麦は、創業60数年の老舗工場「鎌倉麺業」
そば粉を利用したお菓子はクッキーが「アトリエ・ブレ」、どら焼きは「花柳」、焼き菓子は「磯村」・・・
と老舗やその菓子を得意とするお店が担当。 なんとも凄い顔ぶれです。

さらに、かまくら屋では大豆も生産を行っていて、その加工品が豆乳チーズケーキ。
チーズケーキといえば・・・、お取り寄せでも有名な安曇野の「カウベル田立屋」が製造担当。

つまり、ここに来れば、蕎麦・大豆とテーマとして、市内ほか周辺の美味しいお店に出会えるわけです。

かといって自社製品も負けてはいません。
かまくらやが開発製造する「蕎麦かりんとう」は、3種フレーバーがあり、特におすすめの“だったんあられ”は、幅広の麺が珍しく粒々の歯ざわりも良くて、ほんとうに美味。 
ほか、店内にはスムージーやそば茶など、ドリンクメニューもあり、小休憩できるコーナーがあるのもうれしいところです。
もちろん、そば粉の購入もできます。

これからも生産者と製造者と消費者と、橋渡し役として、さらなる広がりを楽しみにしています。


かまくらや (1)
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信州SOBA農房 かまくらや
松本市大手3-2-17
0263-50-7751
営業 9:30~ 17:30
定休 不定休
駐車場: 松本城大手門駐車場
 ※2,500円以上の購入で30分駐車券補助あり。
http://www.kamakuraya-soba.com/
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2017年04月14日

中央2丁目★MATCHA GARDEN

MATCHA GARDEN (1)
2017年3月25日オープンの抹茶専門店『MATCHA GARDEN』
千歳橋をこえて、本町。オールドロックさんの2Fにできて、英語のスタイリッシュな看板が目を引きます。

「Meet Traditional」の言葉どおり、ただ飲食するだけでなく、お茶を立てる体験や着物レンタルなどもあり、外国人観光客の方々が気軽に日本文化を楽しめるのがコンセプトとのこと。

なるほど、入店してみると、日本語や英語など各国の松本周辺のパンフが置いてあり、無料Wi-Fi も設置。観光情報入手の拠点ともなるサービスが揃っていました。

お味も本格的で、抹茶は一品ずつ手作り。
数量限定「抹茶フォンデュ」から、お点前、テイクアウトもあり、本格的な抹茶からスイート系ドリンクまで気軽に抹茶を楽しめます。

さらに学生さんには、「学割あり ドリンク10%OFF」のサービスも。
和の文化を幅広く知ってもらうためには、素敵なサービスです。


MATCHA GARDEN (2)
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MATCHA GARDEN(抹茶ガーデン)
松本市中央2‐3‐20 等々力ビル2F
http://matchagdn.com/
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2017年02月08日

NEW OPEN! 中央2丁目★おいも日和 松本中町店


2014年の12月、安曇野のHAMAフラワーパークにできたサツマイモ専門店が、どんどん人気が出て長野市に出店したかと思えば・・・。

ついに松本の中町にも登場『おいも日和』
2017年2月1日からプレオープン。
2月15日からグランドオープンになるそうです。

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おいも日和 松本中町店
松本市中央2-10-17
0263-88-3996
http://www.oimobiyori.jp
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2016年09月11日

深志2丁目★たかのチェーン松本駅前店

たかのチェーン(1)井上デパート前の交差点近くにある、
だんご屋さん 『たかのチェーン』

周辺の様相が変われど、ここだけは変わらず、老舗的な雰囲気ですが、「チェーン」とあるので調べところ・・・。
埼玉県に本部がある首都圏、関東圏を中心とした全国チェーンのお店とのこと。

このブログではあまりチェーンは載せない主義ですが、私の幼少時期から記憶の隅にあるこの店構え。当時でいえばまだまだ全国フランチャイズも走りのはず。。。
しかもだんご屋。
もう、チェーンの老舗と言ってよいでしょう。
 

さきほど、『だんご屋』と申しましたが、お店に並んでいるのは、和菓子・弁当・おにぎり・巻き寿司・お稲荷・たこやきなど、手作りの主食系お惣菜たち。

駅近くという場所がら、ビジネスランチの利用も多く、平日のお昼でさえ、早くいかないと品薄・・・ 夕方には売り切れ閉店。 なんて日も多々あります。

たかのチェーン(2)

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たかのチェーン 松本駅前店
松本市深志2-1-17
0263-37-8330

営業: 6:00~17:00 ※売り切れ次第終了。
    お店自体は6時ですが、団子が焼きあがるのは8:30~9:00頃
定休: 年末年始、お盆、ほか不定休あり

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たかのチェーンの良いところは  続きを読む

2015年07月31日

大手4丁目★甘味喫茶 塩川

塩川 (2)松本には新旧の喫茶店やカフェが多くあります。
水が美味しいから? 農業が盛んで3時のお茶文化があるから?

とにかく、松本の喫茶店は昔から待ち合わせの場であり、町の会議場であり、息抜きの場であり・・・ ときにゆるく、ときに熱く、人に合わせていろんな過ごし方を提供してくれます。

上土にある「塩川」も、古くからある松本喫茶の顔の一つ。
昭和8年創業。
松本市にあった老舗甘味処「塩川」の暖簾分けを受けて開店し、レトロな雰囲気とその味は変わらず世代を超えてたくさんの人に愛されています。


塩川の名物は、なんといっても
クリームあんみつ(600円 税込)
しっかり甘いあんことその塩味が、懐かしいまろっとした特製アイスにぴったり。

築100年を超える土蔵づくりの内部は、天井がダマスク柄の飾りパネルになっており、和洋折衷な装飾がまた、昭和レトロで癒されます。
なんだか、私の祖父母が昔住んでいた家をふと思い出し、懐かしくなりました。
お店のご夫婦の雰囲気もあるかもしれませんね。
塩川 (3)

喫茶ですが、塩川自慢のソフトクリームはテイクアウトもOK!
松本城散策後の小休止に、ソフト片手に縄手・中町へ行くのもお勧めです。

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甘味喫茶 塩川
松本市大手4-12-8
0263-32-2818
営業: 11:00~19:00
定休: 水曜日・不定休
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2015年03月04日

大手4丁目★たい焼き-ふるさと

 縄手通りにある鯛焼き屋さんといえば、2つ。
どちらも縄手になくてはならない存在のお店です。

一つは、四柱神社の鳥居を出て、右手すぐの、矢澤鯛焼店
そして、左に行くと、カエル大明神の隣にあるのが、この『たい焼き-ふるさと』です。

写真の通り、一つの店舗ですが、実は営業形態で2つに分かれており、
右は、昼間開いている、たい焼き屋さん『ふるさと』
左は、夕方から開く、たき焼きとお酒のお店『UO cafe & bar』

カフェということで、日中もドリンクが頼めるのが便利です。

この鯛焼き屋の2店舗。
「どちらがお勧めか」という質問は、どちらも美味しく価格帯も違うので、地元の間では、御贔屓のお店が分かれるようですが、
観光ガイドブックに掲載されたこともあってか、県外の方と思われる行列が多いのは、こちらの『ふるさと』のように思われます。

最近は、どちらのお店も週末は並んでるけれどね(笑)


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たい焼き-ふるさと
松本市大手4-1 ナワテ通り
TEL: 0263-39-5552
営業: 10:00~18:00
定休: 不定休

UO cafe & bar(たい焼きとお酒のお店)
住所同上
営業: 18:00〜22:00
定休: 土日祝と時々お休み

http://taiyaki-ya.com/
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やっぱり、たい焼きは、中身が気になるでしょ?  続きを読む

2015年01月23日

城西1丁目★(有)栗田製菓所 くりの木

くりの木テラスは、2015年1月31日(土)
に、『アトリエ・ブレ』として下記住所に移転オープン予定です!!
長野県松本市蟻ケ崎5-2-8

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 栗田製菓所といえば、まず頭に浮かぶのが「栗田の塩羊羹」


栗田といえば、塩羊羹。塩羊羹といえば栗田。
そんなイメージが定着しているほど、代表銘菓なのですが、その和菓子工場の横にぽっと現れた洋菓子店。それがくりの木です。

お菓子屋さんなのに、土日祝定休。
(ただし、栗のトップシーズン10月は、土日開いていることも多いみたいです。電話で確認を)

それでなかなか買いに行くことができなかったのですが、
10月、栗の季節に行ってみると、そこには季節の素材をふんだんに使ったケーキがいっぱい!

かぼちゃと栗のタルト、季節のトライフル・・・
特に皮ごと食べられる巨峰、「ながのパープル」のショートケーキは、ぶどうの味を引き出すために、スポンジがこの上なく軽く、ほんとうに美味しかったです。
(春には、イチゴのショートを丸ごとつつんだような大福、うさぎほっぺも有名ですね)


そしてくりの木の焼き菓子といえば・・・
「栗田のくりケーキ」
1個230円(税別2014年10月現在)

ちょっと焼き菓子にしてはお高め?
と思う価格ですが、
中には北海道産の渋皮煮の栗が丸ごと入っており、
とっても軽かったスポンジケーキに比較して、こちらの生地はどっしり、ぎゅっと目が詰まった感じ。

見た目の小ぶりな印象とは異なり、1個でかなり堪能します。
素朴な味わいが栗本来の味を邪魔せず、手土産にも喜ばれそうなケーキです。

もちろん、栗田製菓所ですから、あの塩羊羹をはじめ和菓子も購入できます。

そして、もっと大事なお知らせ
この洋菓子を販売するお店、(つまり小麦粉でつくるお菓子でしょうか)
このお店を閉めて、2015年1月中旬ごろ移転オープンするそうです。


現在のお店は12月まで。。。ということで、
ぜひ年内、さらに言えば10月のいろんな素材が美味しい季節に、くりの木におでかけしてみては。
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(有)栗田製菓所 くりの木
松本市城西1丁目5番29号
営業:9:00~17:30
定休:日曜、祝日、不定期に土曜
電話:0263-32-6702
http://www.mcci.or.jp/www/kurita/
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※新店舗は2015年1月中旬、松本市蟻ケ崎5-2-8に「小麦のお菓子 Atelier du blé(アトリエ・ブレ)」にオープン予定。
※駐車場は店舗前に2台ほど。周辺一方通行です。ほっともっとの角を入っていく道が一番わかりやすいかと思います。

  

2015年01月18日

大手3丁目★矢澤鯛焼店

 観光客でにぎわうナワテ通り。
四柱神社鳥居の横にあり、日中は外国人にも人気なジャパニーズスイーツ店ですが、夕方になると、哀愁漂うのが矢澤鯛焼店です。

ナワテには、この「矢澤鯛焼店」と「ふるさと」の2店舗たいやき屋さんがあり、「ふるさと」のほうが味が良いという人もいますが、我が家はどちらかといえば矢澤派。

家族人数の多い我が家にとって、1匹130円~いろんな種類がある矢澤さんのようが都合が良い、というわけです。

オーソドックスなあんこやチーズ、チョコから、季節に合わせて限定あんこも登場。
ロシアのソチオリンピック開催中には、ピロシキ風たいやきが登場するなど、ユニークなところも好きな理由。

羽根は大きく皮はパリパリ。
あんこはお店オリジナル調合で、さめてもしっとりとしています。


なわて通りのお店は、朝ゆっくり開店し、5時ころには閉店しだすお店も多いなか、秋冬の寒い日、矢澤さんの電気がまだついているとついつい寄り道・・・。

まずは一回通りすぎてみて、自分の好きな鯛焼きが残っているとそそくさと購入。
女鳥羽川にむかってベンチがあるので、
「今日も疲れた~」と思いつつ、少しだけ癒しの時間を得て自宅に向かいます。
なんだか、高校生みたいだと言われたこともありますが、
確かに、帰りがけの高校生も立ち寄ってますね。・・・同じですみません。

ちなみに、夏場は外のかき氷マシンも稼働中。
1カップ250円なので、街イベントのときは熱中症対策に愛食させてもらってます。

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矢澤鯛焼店
松本市大手3-3
(ナワテ通り・四柱神社鳥居に向かって左側)
0263-33-2482
営業: 10:00~17:30
定休: 不定休(平日)
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