2015年03月10日
玄向寺
宗派は浄土宗。 創建は、室町時代の永禄4年(1561)に建てられた念仏寺にはじまります。
牡丹寺の別名を持つこのお寺は、境内の牡丹の庭(見ごろは5月上旬)の他にも、日本庭園のオープンガーデン実施場所でもあり、
松本城城主、水野家の菩提寺(水野家のお墓があります)です。
お寺の名前は、2代目のお殿様の戒名、「玄向大・・・」から名前をとり、水野家3代目、水野忠職公が改称したことによる、とのこと。
6代、84年間にわたって続いた水野家の歴代の城主の城主の尽力と保護により、今の玄向寺の礎が築かれました。
************************
女鳥羽山道樹院 玄向寺(げんこうじ)
松本市大村681
0263-46-1393
駐車場:あり
http://www.genkouji.jp/
************************
そもそも、水野家とは何ぞやですが。。。
続きを読む
2015年02月10日
瘡守稲荷神社★初午大祭
ひっそりと佇んでいますが、お寺と神社が隣合った、この面白い場所を訪れたことがありますか?
右側は、浄林寺(じょうりんじ)。
松本城城主とゆかりの深いお寺で、その左は、浄林寺の境内にあるという、瘡守稲荷神社(かさもりいなりじんじゃ)です。
瘡守稲荷神社は、江戸時代から商売繁盛や豊作、火伏せの神様として、崇拝されてきましたが、現在では入試祈願や交通安全祈願に訪れている人も多いそうです。
特に、伊勢町界隈の人々は、現商店街の場所が、浄林寺の墓地でもあったため、場所を借りて商いをさせてもらっているお礼として、毎日お参りに来る人もいるのだとか。
そんな、瘡守稲荷神社、大祭もあり、二月最初の午の日に、参拝すると縁起がよく、ご利益大ということで、
初午大祭(はつうまたいさい)が行われています。
四柱神社や深志神社のような華やかさははないけれど、
今でも脈々と地域から振興を集めているわけですね。
今年の大祭は
夕祭 2月10日(火) 10:00~17:30
本祭 2月11日(水) 9:30~15:00
浄林寺境内にて。 当日参拝した方には、社前で福引景品があるそうです。
2014年07月17日
深志3丁目★深志神社 天神祭
松本城下、48ヶ町氏子の守り神であり、松本城歴代城主からも篤く敬われてきた神社です。
特徴的なのは、宮村宮と天満宮、御本殿が2つあること。
天満宮は菅原道真公(天神さま)ですから、受験生の合格祈願にも人気があります。
そして深志神社のお祭りといえば、
7月14・15日の八坂神社祭り(八坂さま)、
7月24・25日の例大祭(天神さま)
特に天神さまは、24日の宵祭りには、神輿(市重要文化財)と各町会の舞台(市重要有形民俗文化財)が引き出され、子供囃子を乗せながら、各地から神社へ向かうという、粋で華やかなお祭りです。
露店の数の多さも、松本市内1、2位を争う賑やかさだと思います。
***************************
深志神社
松本市深志3丁目7‐43
八坂祭 7月14日(宵祭) 15日(本祭)
例大祭 7月24日(宵祭) 25日(本祭)
http://www.fukashi-tenjin.or.jp
***************************
深志神社は、松本城の南西の守護神とされており、いくつかある守護神社の要の一つです。
由来やお祭など、もっと詳しく・・・ 続きを読む
2014年07月07日
丸の内★松本神社

松本城、道路を挟んで北隣にある松本神社。
前身は、縁結び・郷土発展の神として信仰を集めた暘谷(ようこく)大神社で、松本城ともゆかりの深い神社。
地元では、”ようこく様”と親しまれています。
いつもはひっそりしていますが、お祭りの日、7月10日(宵祭)11日(本祭)はたくさんの出店が並び、子供神輿・大人神輿が地域を練り歩きます。
特に子供神輿に参加する町会の子たちは、そのために学校を早退することも。
おそらく松本市内でも夏到来を告げる存在のお祭り。
以降、各神社の夏祭りが始まり、松本城などの夏イベントもぐっと増えてきます。
そして、松本神社のお祭りの日には、昔から雨が降るとも言われています。
「縁結び」の神社と言われつつも、なぜか男女で参ってはいけないと言われる松本神社。
なぜだろう、という事ですが、
ここに合祀されている、松姫のお話が云われとなっています。 続きを読む