2014年09月15日
中町商店街とは。

松本城下町の親町三町(おやまち さんちょう)の一つ、がこの中町(なかまち)です。
そもそも、親町ってなあに? なのですが、
(京都では“おやちょう”とも呼ぶみたいですね。松本は”おやまち”です)
松本城下の町人の町は、
親町三町、枝町(えだまち)十町、二十四小路 から構成され、
この親町に他の町や小路が属する形となっていたとの事です。
ちなみに、親町三町は、本町、中町、東町。
中町の枝町として属するのは、飯田町、小池町、宮村町 です。
さて。
うんちくはさておき。
中町といえば、白と黒のなまこ壁で統一された、観光客にも人気の通りです。
古い建物を大事に新旧のお店が連なり、クラフトもの・ギャラリーが多いのも特徴です。
あと、お蕎麦屋さんも多い。 ここも観光客を引き寄せる点かも。
そもそも、中町通りは善光寺街道 (北国街道西街道)沿いにあり、主に酒造業や呉服などの問屋が集まり繁盛してきたそうです。
しかし、江戸末期や明治に南深志一帯が大火に見舞われ、再三にわたる火災から守るため、
商人たちの知恵で「なまこ壁の土蔵」が造られるようになりました。
そして現在、中町はその蔵が多く残っている場所であり、今もその蔵の良さを生かしたお店がたくさん並んでいます。

車は、蔵の多い通りは東から西への一方通行です。
年に何度か、街のイベントに合わせて歩行者天国になる日が何度かあります。
親町だけあり、
7月深志神社の天神祭や 10月四柱神社の神道祭では、立派な舞台(写真)が登場します。
1月のあめ市も、子ども屋台が登場し、古くから受け継がれてきた商人の町らしい賑やかさがあります。
縄手のように歩行者天国ではないですが、
道路の幅が比較的狭く、左右、いろんなお店を渡り歩ける魅力的な通りです。
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中町商店街振興組合 公式サイト
http://nakamachi-street.com/
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